甲状腺機能低下症を疑い、抗体検査をしたところ、検査結果が陽性だったことから「橋本病(治療なし)」となりました。
医師からは年に一回の検査(経過観察)と食べ物の一部の制限を勧められております。
どのように対応したら良いのかが検査によりハッキリしたことは良かったと思いつつも、治療なしとはいえ、状況により以前も今も辛い思いをしているのは変わらずのため、「橋本病」「甲状腺機能低下症」「更年期障害」について研究を始めることにしました。
研究を始めて共有できる情報もできたことから、この度、同じように橋本病(治療の有無問わず)でお悩みの方に向けて、少しでも日々が過ごしやすくなればと、自身の研究記録を公開することにしました。本記事が少しでも参考になりましたら幸いです。
この記事は、必要に応じて更新していくので、ブックマーク等に入れていただき、たまに見ていただけたら嬉しく思います。
また、ブログのタイトルの通りですので、胃腸が強くないどころか「弱い」ぼくなりに考えた対策もありますので、「オススメな食べ物は私には合わない!」「そう言われても実践は難しいよ……(涙)」という方にもオススメできる情報だと思うので、ぜひ参考にしていただけたらと思います。
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本記事は専門家が執筆したものではなく、「治療の必要性がないけど苦しいから、自分を実験台にして研究をした人」が書いたものです。
データなど、根拠となりえる情報は集め、裏付けを取った上で試した中で共有できると思った情報を共有していますが、前提条件が「治療なし」のため、「治療あり」の場合は、この記事に書かれている内容よりも、医師や関係者の指示に従ってください。
書かれている内容を試すときは要相談・自己責任でお願いいたします。
今は「橋本病」「甲状腺機能低下症」の診断は出ていないものの、「自分はもしかしてそうなのかな?」と気になっている人は、
「具体的な症状について」「セカンドオピニオンの重要性について」をご確認ください。
- 【最初に(1)】甲状腺・甲状腺ホルモンとは?
- 【最初に(2)】橋本病、バセドウ病、甲状腺機能低下症、甲状腺機能亢進症とは?
- 【経緯の記録1】2017年秋頃、甲状腺機能の異常「甲状腺機能低下症」を疑った
- 【経緯の記録1と2の間】セカンドオピニオンの重要性について
- 【経緯の記録2(具体的な症状について)】2024年夏頃、再度、甲状腺機能の異常「甲状腺機能低下症」を疑った
- 【経緯の記録3】2025年秋頃、経過観察の検査を受けると、バセドウ病の可能性もあるかもと言われた
- 【対策の記録1】更年期障害・橋本病・甲状腺機能低下症時に「摂取した方が良い栄養素」について調べて、実際に取り入れてみる
- 【対策の記録2】本当にオススメしたくないこと
- 【対策の記録3】運動ができなくても食べる量は制限しない(食べ過ぎは除く)、無理に運動しない(筋肉が落ちるレベルで運動をまったくしないは除く)
- 【対策の記録4】(仮説)お茶やコーヒーが甲状腺機能に影響?
- 参考文献
【最初に(1)】甲状腺・甲状腺ホルモンとは?
首の前面にある臓器であり、女性は目立ちにくいのですが、喉仏の下にあるものです。
甲状腺は、身体の新陳代謝を盛んにする働きを持つ甲状腺ホルモンを生み出します。
甲状腺ホルモンが多すぎても「身体の新陳代謝が盛んになりすぎて」体に不調が生じますし、少なすぎても「身体の新陳代謝がされにくくなってしまう」という形で体に不調が生じてしまいます。
甲状腺は、このように、とても大切な役割を持つ臓器なのです。
【最初に(2)】橋本病、バセドウ病、甲状腺機能低下症、甲状腺機能亢進症とは?
調べてみたら、状態と原因を混同して見てしまうこともあり、分かりにくいなと感じたので、下記にまとめておこうと思います。
甲状腺ホルモン分泌が過剰に分泌される状態を甲状腺機能亢進症であり、その原因の一つが「バセドウ病(自己免疫疾患)」
体の代謝の働きが異常に活発になるので「疲れやすい」
甲状腺ホルモンの分泌量が少なくなる状態を甲状腺機能低下症であり、その原因の一つが「橋本病(自己免疫疾患)」
体の代謝の働きが全体的に遅くなってしまうので「だるさを感じる」
どちらも、感じ方としては、エネルギー不足を感じやすいのだと思われますが、内部では、「うまくエネルギーを働かせることができない(低下)」か、「エネルギーを働かせすぎて不足する(亢進)」という違いがあるようですね。
【経緯の記録1】2017年秋頃、甲状腺機能の異常「甲状腺機能低下症」を疑った
きっかけは、「甲状腺」に関する持病を持っている家族がいたので無関係ではないと思ったのと、抑うつ状態は寛解しても、年に数回ほど「なんか、エネルギーが抜けるぅぅぅぅ……」という怠さを感じるので、「寛解して、体力回復に関する対策をしても、このような症状が起こるのはおかしいのでは?」「自律神経にしては症状がキツすぎね?」と疑問を抱いたことでした。
自分で健康診断をする病院を選べた(その頃アルバイト・パートで条件対象外だったから、自身で健康診断を受けていた)ので、オプションで血液検査「甲状腺ホルモン測定(甲状腺で作られる甲状腺ホルモンの量を調べる検査)」をつけてみました。
当時の検査結果は下記の通りです。
| 検査項目 | 検査結果 | 基準値 |
|---|---|---|
| TSH(甲状腺刺激ホルモン。T3・T4の調節機能をもつ) | 3.440 μIU/mL | 0.5-5.0 μIU/mL |
| FT3(甲状腺ホルモンの一つ) | 4.01 pg/mL | 2.3-4.0 pg/mL |
| FT4(甲状腺ホルモンの一つ) | 1.50 ng/dL | 0.9-1.7 ng/dL |
この時点では「超過」なので、「低下」ではないものの、異常が見られたので、医療機関での精密検査を勧められました。
このとき、別件ですが、「血液脂質判定」で悪玉コレステロール値の上昇が見られたと指摘がありました。甲状腺機能異常の人は、LDL(悪玉)コレステロールが多くなる傾向にあるそうです。
甲状腺専門クリニックで検査を受ける
診断結果を持ち、甲状腺専門クリニックで検査を受けました。
当時の検査結果は下記の通りです。
| 検査項目 | 検査結果 | 基準値 |
|---|---|---|
| TSH(甲状腺刺激ホルモン。T3・T4の調節機能をもつ) | 3.56 μIU/mL | 0.5-5.0 μIU/mL |
| FT3(甲状腺ホルモンの一つ) | 3.4 pg/mL | 2.3-4.0 pg/mL |
| FT4(甲状腺ホルモンの一つ) | 1.36 ng/dL | 0.9-1.7 ng/dL |
| サイログロブリン(甲状腺ホルモンを作るためのもとになるたんぱく質。別表記:HTg) | 40.6 | 33.7 ng/ml以下 |
| 甲状腺エコー(大きさや腫れなどの異常を調べるためのもの) | 基準範囲内 |
この時点で異常がないとの診断結果でした。
「では、困っている症状は何が原因なのか?」については、ここでは分からず、医師との会話から、良くなる方法も見つけられなかったことで、「甲状腺は関係なかったのなら、自分なりに工夫して生きていくしかないんだ……」と諦めてしまい、以降、数年間検査をすることはありませんでした。
この記事を書くときに調べてみたところ、詳しい文献等が見つからなかったのですが、サイログロブリンが高いだけの場合は、必ずしも影響があると断定できるものではなさそうです。他の数値と組み合わせで、どの病気かを判断するのではないかと考えられそうです。
【経緯の記録1と2の間】セカンドオピニオンの重要性について
ここで、甲状腺自己抗体の検査がなかった場合、検索結果の用紙に「抗サイログロブリン抗体(TgAb)」「TSHレセプター抗体(TRAb)」「抗甲状腺ペルオキシダーゼ抗体(TPOAb)」「甲状腺刺激抗体(TSAb)」(調べたところ、表記ゆれが見受けられたので、その場合は「抗」「カタカナ表記」「アルファベット」が同一かどうかをご確認ください)のような記述がなかった場合は、セカンドオピニオンをご検討いただくことをオススメします。
ぼくの場合は「自律神経」の指摘から、ここでセカンドオピニオンについて思いつかずに諦めてしまい、数年もの間放置したことで、症状がある程度悪化してから対策することになってしまいました。
結果としてはそのときは病気だと認められなかったとしても、若年性更年期障害の可能性だってあったのにも関わらずです。
そのため、もし、甲状腺自己抗体の検査が含まれていなかった場合は、甲状腺自己抗体の検査をお勧めしたいです。
甲状腺自己抗体の検査で異常なしだったとしても、他の病気についての可能性や別の検査など、自分が辛い症状を改善させるヒントを探すきっかけになるかもしれません。少しでも日々を過ごしやすくするためにも、ここで諦めないでください。
【経緯の記録2(具体的な症状について)】2024年夏頃、再度、甲状腺機能の異常「甲状腺機能低下症」を疑った
2023年の冬に入る少し前くらいに大きな風邪を引いてしまったのですが(近くの病院の診察が受けられず、自分でどうにかしたので、新型コロナウイルス感染症かどうかは今でも分かりません)、風邪がちゃんと治った2024年1月以降も本調子じゃない状態が続き、春に抗アレルギー薬を飲み始めて暫く経って以降、以下の気になる現象・症状が強くなってきたようになってしまいました。
本記事の対象者は、ぼくと同じ橋本病ですが、出回っているチェックリストの他に参考になるかもしれませんので、橋本病やバセドウ病の診断は受けていなくてもお悩みの方に共有し、病院での検査を勧めてみてください。
- ただでさえ少しずつ増え続ける体重が運動しても何をしても本当に減らなくなってしまった(運動したら疲れるだけに終わってしまう)
- 年に数回ほど「なんか、エネルギーが抜けるぅぅぅぅ……」という怠さを感じるのは変わらない
- 白髪がさらに増えたように感じる(染めているから分かりにくいが、そう感じるようになった)
- 爪の先が割れやすくなった
- 髪に元気がなくなってきたように感じる(髪の老化は鉄分不足が影響している可能性もある)
- たまにむくんでいるような、血行不良に伴う足の痛みを感じるようになった(その頻度が高くなってきたように感じる)
- 「あれ? こんなに足首と手が太かったっけ?」と思うようになった(体重増加の都合でそう思ったにしても、それにしてもくびれ的なものもなくなってきていないか? と)
- 指輪が抜けなくなった(体重増加の都合でそうなったとしても、少し前は工夫したら抜けることができていた)
- 顔を見ると急に老けたように感じた
- スキンケアは既に申し分ない状態だったのに乾燥肌が悪化してしまった(特に肘裏は皮むけするようになってしまった)
- ほてりや足のむずむずするような痒みが起こり、イラついて不眠傾向になってしまった(この件ですが、必須アミノ酸の一つのトリプトファンとカルシウム不足が要因だった可能性もあります)
この他、肩こりというより首のこりをすごく硬く感じる状態でもあったが、明確に関係性があるとは判断できなかったので除外している。同様に、異常な冷えについては、暑がりでもあるが寒がりみたいなところがあり、汗かきでもあることから正しく判断できないと思い、除外している。
実は、後に「低下症」だけじゃなく、「亢進症」と「肝機能」のところでも異常が見つかったので、この全部が「低下症」の症状とは限らないです(特に、むくみや血行不良、体重増加、乾燥肌の異常な部分悪化は肝機能の方を疑っており、ほてりは亢進症の方を疑っています)。いずれにしても、改善するためには何を対策しないといけないのかを整理するためにも悩みを伝えて適している検査をした方が良いと思います。
いずれにしても、「やっぱり甲状腺機能に異常があるのではないか」と感じ始めていた頃に、家族からも「甲状腺機能低下症を疑っている」と言われ、甲状腺が腫れているかどうかを触って確認してもらったら、少し大きいようには感じているっぽかったので、改めて検査することを決意。
同じ病院にお願いしたくなかったので、改めて比較的家から行きやすい甲状腺専門クリニックをGoogleマップの口コミを頼りに探して見つけ、行くことにしました。
そのときの検査結果は下記の通りです。
| 検査項目 | 検査結果 | 基準値 |
|---|---|---|
| TSH(甲状腺刺激ホルモン。T3・T4の調節機能をもつ) | 1.20 μIU/mL | 0.5-5.0 μIU/mL |
| FT3(甲状腺ホルモンの一つ) | 3.2 pg/mL | 2.3-4.0 pg/mL |
| FT4(甲状腺ホルモンの一つ) | 1.13 ng/dL | 0.9-1.7 ng/dL |
| TSHレセプター抗体定量(TRAb) | 1.8 IU/L | 2.0 IU/L 未満 |
| サイログロブリン抗体(TgAb) | 32.5 IU/mL | 28.0 IU/mL 未満 |
| 抗甲状腺ペルオキシダーゼAB(TPOAb) | 23.4 IU/mL | 16.0 IU/mL 未満 |
| サイログロブリン(甲状腺ホルモンを作るためのもとになるたんぱく質。別表記:HTg) | 15.7 ng/ml | 33.7 ng/ml以下 |
| 甲状腺エコー(大きさや腫れなどの異常を調べるためのもの) | 異常なし(ただ、片方だけ少し大きいとの知見だった) |
自身で調べた限りでは、「抗サイログロブリン抗体」または「抗甲状腺マイクロゾーム抗体(抗TPO抗体)」が陽性(基準値以上)であれば、橋本病と診断してほぼ間違いないとされているようです。
バセドウ病の場合は、「抗TSH受容体抗体(TRAb)」や「甲状腺刺激抗体(TSAb)」などを調べて総合的に診断するそうです。
特に詳しい説明はなかったものの、「橋本病」の検査結果が「陽性」だと説明を受けました。
ただし、甲状腺ホルモンに異常はなく(基準値の範囲内だった)、治療の必要はなしとのことで、症状の対策も分からないまま、「ヨウ素が多く含まれる食べ物である海藻の中でも昆布はあまり摂取しないように」とのアドバイスを受けました。
ですが、根本的に解決に至っていなかったので「では、困っている症状は何が原因なのか?」について質問してみたところ、「年齢的に更年期障害の影響も考えられる」と「自律神経」以外の可能性が提示されたことで、初めて対策を考えやすくなりました。
検査結果と共に相談に乗っていただいたことで、安くない診察・検査費用(1万円はかかってなかったけど…)の価値を十分に感じており、とても感謝しています。
憶測であり根拠はありませんが、老けたような症状が起こり体内年齢が高くなったのだとしたら、更年期障害といえる年齢に達して更年期障害の症状に当てはまるような症状が出たとしてもおかしくはないと考えました。
なお、これも、自身で調べた限りでの話とはなりますが、年齢的には若年性更年期障害というものに当てはまると考えられますが、更年期障害が疑われる年齢に達していなかったこと、基本的には生活を見直す形になりそうだったことから、検査はしていません。
ですが、このまま困っているものを困ったままにしても辛いだけなので、改善されることがなく悪化していくようなことが起こるまでは、我が身を実験台にして研究しようと考えています。
そのときは「若年性更年期障害」について情報を発信していて、治療の選択肢を増やすために漢方薬も対応していそうなクリニック・病院を探して検査をする所存です。
【経緯の記録3】2025年秋頃、経過観察の検査を受けると、バセドウ病の可能性もあるかもと言われた
2024年のときに「年に1回検査を受けた方が良いですよ」と言われていたので、そろそろ受けないとなぁとは思っていたのですが、辛い症状は「昆布を極力避ける」生活で大分落ち着いてきてはいたものの、完全に良くなっていたわけでもないのに、比較的行きやすい位置にあるとはいえ、家からまぁまぁ距離のある病院に、また安くもない検査費用をかけて行って、結局、特に進展もなしという可能性が低くはないと思ったら、「なんだか行くのはしんどいなぁ……」と思ったので、「なんとか、家から本当に近い病院がないだろうか?」を改めて探し、口コミも悪くなく、対応している病院(比較的新しい病院)を見つけたので、同じ検査をするにしても、こちらの方がいいだろうと判断して行ってみることに。
検査結果としては、「落ち着いているので治療の必要なし。ホルモンも正常値。だから、引き続き経過観察」という形でしたが、エコーで「バセドウ病の傾向が見られた」ことが分かりました。
その後、家族(母)に聞いてみたところ、母はバセドウ病だったことが分かったため、両方あるケース自体はあるし、珍しいとも言えないな、と思いました。
どうやら、症状としては、低下症と亢進症の症状が交互に出てきている(双方の働きが交互に出ている)可能性が疑われるらしいのですが、検査を望むならともかく、現在は正常値で治療の必要がある場合や知りたい場合ならともかく、費用が高いからおすすめはしないということで、これ以上の検査はやめました。
今後の経過観察でどうなるか次第なのかなぁとは思っています。
また、新しいことが分かったり、状況に変化が生じたら、経緯の記録としてまとめて行こうと思っています。
実は、このとき、病院のご厚意で、様々な検査項目で血液検査したところ、「肝機能」のところで異常が見つかったため、再検査を受け、2026年12月くらいから「脂肪肝」の投薬治療中です。(2026年7月31日時点)
【対策の記録1】更年期障害・橋本病・甲状腺機能低下症時に「摂取した方が良い栄養素」について調べて、実際に取り入れてみる
気をつける栄養素は「ヨウ素」ですが、過度に制限をすることまではしていませんが、普段の生活では、昆布やヨウ素が多いものはできる限り摂取しないようにしています。具体的には次のような感じです。
- だし調味料は「昆布エキス」が入っていないものを選ぶ(勿体ないけど、今後使わないのが確定したので、家にあっただし調味料は捨てました)
- だし調味料以外は原材料「昆布」が入っていないものを選ぶ
- ヨードうがい液の使用はしない
- わかめ・海苔は食べ過ぎない(昆布ほどじゃないので過度な制限はしていない)
過度な制限も推奨されませんが、ヨード(ヨウ素)の推奨量は0.13mg/日です。
どれくらいなのかを把握するため、配合量の多いもので「海藻以外でそれなりに食べる機会がありそうなもののヨウ素の配合量」を一覧化してみました。
| 食品 | ヨウ素の配合量(食材100gあたり) |
|---|---|
| ポテトチップス | 260μg |
| たらこ(生) | 130μg(0.13mg) |
| 鶏卵 卵黄 生 | 50μg(0.050mg) (注)茹でたら39μg、1個あたり30μgだと考えられる。少なくとも、ヨード卵は使用を避けた方が良いでしょう。 |
| かつお節 | 45μg(0.045mg) |
| 顆粒中華だし | 31μg(0.031mg) |
| 豆みそ | 31μg(0.031mg) (注)だし入り味噌の場合は、中に昆布が含まれていることから使わない方が良いでしょう。 |
肉(内臓は除く)・野菜・果物・穀物にはほとんど含まれていないとのことですが、正直なところ、キムチや肉などの加工品までは制限していないので、普段の生活で色々な加工品を食べているなら、一日の推奨量は問題なく摂取できると考えています。
正直な話。
・原材料名に昆布エキスや昆布だしと記載があっても、固体換算で何gが含まれているのかが分からない
・同様にヨウ素が何g入っているのかが分からない
ということに対して、作った人ですらきちんと把握することは難しいので、外食にしろ自炊にしろ、調味料にもしれっと含まれていたりするので『摂取を控えて』自体が難しいと思っています。そのため、「ざっくりとこれくらい」と判断するしかありません。
医師も現実的ではないということや必要な量のこともあるので「食べるな」ではなく「控えて」という表現をしていることから、逆に「どれくらいなら食べても問題ないのか」「食べるなということ?」と気になったり不安になったりすると思うので、こういう形で参考となり、自己判断できる材料があると、不安感やストレスが軽減できるかなと思うところです。
「一食で該当するものを食べたら、あとの二食は洋食にするなどで避ける」「摂取量が多いと感じたら、残りの一週間はできる限り洋食にする」などで回避しやすくなりますので、参考までに!
(治療中の方は医師にご相談の上で工夫してくださいね!)
| 食品 | ヨウ素の配合量(食材100gあたり) |
|---|---|
| コンビニおにぎり | コンビニおにぎりに入っている昆布エキスや昆布だしは沢山のご飯に対して全体的に味をつけたものを1個のおにぎりにするのではと考えられるので、配合量は少量だと考えられます。なので、どんなに多くても昆布だし粉末の1袋8g相当である「130μg(0.13mg)」以上は入っていないとあたりをつけます。 すまし汁1杯分1gあたり「ヨウ素:0.13㎎」とのことなので、おにぎり1個分と見ても1g計算で問題はなさそうですが、一旦無視して上限8gで計算します。 |
| うどん・そばつゆ・ラーメン(の出汁、スープ) | 同様に昆布だし粉末の1袋8g相当である「130μg(0.13mg)」以上は入っていないとあたりをつけます。 このことから、「全部飲み干す」という行為をしなければ問題はないと考えます。 蕎麦湯でそばつゆを割って飲む場合やラーメンスープの完飲は気をつけないと駄目ですね。 |
| 三食和食 | 1日の摂取量の上限は3mgということは、およそ1/3、このように、昆布そのままを食べたり、昆布のみの出汁を飲み干すということがなければ、量を控えていても上限の半分くらいの配合量だと見ることができます。 おにぎりだとすると、仮に2個食べちゃったとしても2.08mgで上限以内ですが、3個だと危ないですね。このことから、三食和食は避けた方が良いでしょう。 |
| 牛丼 | 松屋とすき家と吉野家の冷凍商品の原材料を調べたら入ってなかったから大丈夫そう。 根拠としては正しいとは言えないけど。ちなみに味噌汁は知らない。味噌が「だし入り味噌」だとする可能性を考慮するなら、不安がある場合は避けた方が良いと思う。 |
| 冷凍食品に「昆布だし」「昆布エキス」が入っていた製品、外食 | 固形で昆布がなければ、同じような形で考えられるので、過度に避けなくても大丈夫そうですが、毎食のように頻繁に食べるのは避けた方が良いと考えています。 |
ちなみに、もし、一日の推奨量に足りなかったとしても、外食、出前・テイクアウト、コンビニ・スーパーの総菜等を活用したり和食中心の食生活(特に魚)をしていれば、過剰摂取に近い形で摂取することも考えられるので(特に昆布を使っている可能性の高いラーメン・そば・うどん・和食とか)、自分自身で厳密に管理できるわけではないのなら、「基本的には昆布入りの調味料や昆布は使わない」で良いように思います。
ぼくの場合は、たまにラーメン・そば・うどんを食べたいと思うことから、これくらいがちょうど良いのかなと思っています。
ところで「何でも摂り過ぎるな」という話にはなるのですが、下記の栄養素が豊富に含まれている食品がオススメであるようです。
橋本病の場合、代謝が低下しがちなので、代謝を高めるとされるビタミンB群・甲状腺機能を正常化させるとされる成分を摂取するのは理にかなっていると考えています。
| 栄養素 | オススメな理由、主に含まれている食品 |
|---|---|
| 代謝を高めるビタミンB群(ビタミンB1、B2、B6、ナイアシンなど) | 代謝を高めるとされているため。 主に魚介類、肉、卵、乳製品など |
| 亜鉛 | 甲状腺の働きを正常化させる効果があるとされているため。 主に魚介類、肉類、豆類、卵など |
| セレン | 甲状腺ホルモンの働きを活性化させるとされているため。 主に肉類、穀物など |
なお、更年期障害は、加齢やストレス等の要因で「女性ホルモン(エストロゲン)または男性ホルモン(テストステロン)」の減少によって引き起こされるホルモンのバランスが崩れ、心身にさまざまな不調が生じる障害です。
そのため、食事のときは下記に留意すると良いとされています。
| 食事のときに留意すること | 甲状腺機能に関する留意事項 |
|---|---|
| たんぱく質、野菜、炭水化物、良質な脂質をバランス良く摂る | |
| エストロゲンに似た働きをするとされているイソフラボンを含む大豆製品を適度に摂る (注)男性の場合はにんじん・セリ科の野菜が良いそうです。 | ただし、アブラナ科の野菜(キャベツ、小松菜、大根、チンゲン菜、白菜、ブロッコリーなど)や大豆製品を毎日摂り過ぎるような行為は、甲状腺機能に影響が出る可能性があるとされています。ですが、「適量を毎日食べる分には問題はない」と考えられます。 |
| 骨量を補うカルシウムを含む小魚や牛乳を適度に摂る | |
| 腸内環境を整える食物繊維を適度に摂る |
この他、胃腸が強くない場合やダイエット・健康を意識しすぎた結果、「消化に悪い食べ物」を積極的に摂ってしまったり、代謝を高めるために必要なエネルギーが不足してしまうといったことが起こりえますので、注意してください。
エネルギー不足は「ちゃんとご飯を摂る」で対策ができますが、消化に悪い食べ物については、自身の経験も含めてまとめた下記のリストを参考にしてください。
- 全粒粉のスパゲッティやパン
- 玄米、雑穀米
- 固ゆで卵
- 脂肪の多い肉や魚
- いか、たこ、貝類(特にかたいやつ)
- ごぼう、たけのこ
- きのこ
- ラーメンの具材のメンマ
- 海苔や海藻類(わかめなど)
- 油で揚げたもの、油を大量に使うもの(油を少量使う程度なら大丈夫)
- ラーメン(特にこってり系や脂が多めなもの)
- そば
食物繊維が豊富や栄養素の面で玄米や雑穀米が良いとは言われますが、これらの食べ物は、消化にはあまり良いとは言えません。
そのため、医師監修記事や医師が情報発信しているYouTubeでオススメされたとしても、無理に食べなくて良いと個人的には考えています。
食べられるなら食べたいけれど、食べることにより胃腸の消化に負荷をかけて日常生活に支障が生じる別の症状が起こるのであれば、「日々を過ごしやすくするため」ではなくなるので、本末転倒だと思うからです。
幸いにも、食材も料理(調理)の選択肢も豊富にあります。
その中から、できる限り栄養バランスを考慮して自身の体調や体に合う食べ物を選んで食べて、食事を楽しんでもらえたらと個人的には思っています。
【対策の記録2】本当にオススメしたくないこと
大切なことを言い忘れていました。
「痩せないから量を減らす・絶食すること」「無理に運動をすること」は本当にオススメしません。(後述「対策の記録3」を参照)
【対策の記録3】運動ができなくても食べる量は制限しない(食べ過ぎは除く)、無理に運動しない(筋肉が落ちるレベルで運動をまったくしないは除く)
すぐに疲れてしまって満足に運動ができない状態というのはエネルギーが不足している状態です。
そして、「食べなくても痩せていく」「食べなくても太っていく」「少量なのに太っていく」はまさに代謝が正常に機能しなくなっている証左であり、そして、エネルギーが不足している状態で運動をしても活動のために必要なエネルギーが更に不足していく一方です。
その状態で、痩せないからと、食べる量を更に減らすと何が起こるのか。
お腹が空いたとしても、「夜食(間食)は太るから……」と正論に従って避け続けた結果、何が起こるのか。
ぼくの場合は、改善傾向にあったはずの下記の症状が強く出てしまい、結局、自力で無理にでもご飯を用意して食べ、サプリメントを飲んでしばらくするまで続きました。
- むくんでいるような、血行不良に伴う足の痛みを感じる
- 一時的な情緒不安定(抑うつ状態)で何も悲しくないのに泣きそうになる(というより、泣いた)
- 色々なことを考える気力がないので決められない
- 食欲がなくなった
- ほてりを感じるようになった
その結果、下記の現象も起きました。
- 睡眠不足の自覚があり睡眠時間を確保したいのに、症状が強く出てしまい寝れない
- 長時間経っているのも動くのも辛いと感じ、動きたくないと感じた
この状態から、単なる自律神経のバランスが乱れたと判断しにくく、必要な栄養が不足したことにより、一時的に甲状腺機能の異常が強く出てしまったのではないかと個人的には、推測しています。
実は、「肝機能」のところでも異常が見つかったので、痩せない要因は、肝機能の異常によるものである可能性も浮上しております。いずれにしても、改善するためには何を対策しないといけないのかを整理するためにも悩みを伝えて適している検査をした方が良いと思います。
そのため、必要なエネルギーが不足している状態では、運動は無理にせず、「座っている時間を少なくする」「無理のないウォーキングで疲れない程度に体を動かす」という形で筋肉を落とさないようにする程度に留め、食事制限よりも先に代謝機能を正常化することを最優先にした方が良いのではないかと考えるようになりました。
「普段通りに生活していて、食べ過ぎたりしていないし、たまに動いてもいる」人が、どうして太り続けてしまうのか。体重が一向に減らないのか。
治療なしの状態でも全然痩せない(プレ更年期障害で痩せにくくなっている可能性もあるそうです)のは、あなたが悪いわけではなく、機能に不具合が起こっているせいであり、機能を正常化しないと痩せるものも痩せないせいである可能性が考えられます。
低下し続けているから、消費し続けているから、体内からエネルギーを消費せずに貯蓄し続けてしまうのではないかと、ぼくは、そう考えてしまうのです。
もちろん、年齢とともに代謝は低下していきますので、食べる量はいつまでも「20代と一緒」というのは難しいですし、「たんぱく質を多めに、栄養バランス良く、主食の分量は少し減らす」ということも大切だと思います。
それでも、「食べることが元気に活動できることにつながる」ということも大切で、人間の本能でもあると思いますので、同じような症状で困っている方は、ぜひ、制限することを一旦お休みして、代謝機能を正常化することを最優先にすることを検討すると良いのかな、と思います。
【対策の記録4】(仮説)お茶やコーヒーが甲状腺機能に影響?
「コーヒーをどうしても飲みたい! そういえば、砂糖を入れなきゃ飲めるのか」と気づき、また、「牛乳は飲んだ方が調子が良い(おそらくは、必須アミノ酸の一つのトリプトファンとカルシウム不足が解消されたためだと考えている)ので、胃腸負担軽減で、砂糖なしのカフェオレを作って飲めばいい」ということを思い、実践してみたところ、なんだか調子が比較的良いかもしれないと思ったので、調べてみました。
緑茶は強い抗酸化作用を持っており、体内で起きた炎症を鎮める効果があります。なお、ある研究によると、緑茶に入っているフラボノイドという成分は、甲状腺に悪影響を及ぼす可能性があると言われています。なかでも、ヨウ素の吸収を妨げる恐れがあるため、甲状腺ホルモンの分泌が低下した甲状腺機能低下症の方は気を付ける必要があります。
お茶やコーヒーが甲状腺機能に影響する?
https://www.kamata-yamada-cl.com/tee/
反対に、甲状腺ホルモンの分泌が低下した甲状腺機能低下症では、カフェインにより代謝が一時的に改善され、局所的に症状が軽減する可能性があります。なお、根本的な治療ではございまませんので注意が必要です。
お茶やコーヒーが甲状腺機能に影響する?
https://www.kamata-yamada-cl.com/tee/
カフェインを過剰摂取してしまうと、甲状腺ホルモンが過剰に分泌されるため、亢進症の方にとっては気をつける必要があるそうですが、適量であれば、もしかしたら、症状が軽減されて過ごしやすくなるかもしれませんね。ただし、お薬が体内に吸収される過程を阻害するそうですので、お薬を飲んでいる人は、服用後、最低でも30~1時間以上空けてから飲むようにした方が良さそうです。
参考文献
本記事制作は、様々な甲状腺専門クリニック・病院のページ、栄養素に関するページを参考に情報の裏付けを行いながら制作しました。(細かい調べ事は除く)
下記に一覧でリンクを掲載します。





